昨日開幕したJリーグ。分散開催の日曜日はJ2の開幕試合を観戦に。
J2も昇格組、降格組をはじめ注目チームが多く、J1に劣らぬ興味深い開幕カードが目白押しだったが、かなり早い段階から【横浜FC vs カターレ富山】の一戦に観戦することに決まっていた。いわゆる家庭の事情(笑)。
アウェイ富山側のゴール裏には『勝利で富山に帰らんまいけ』のゲーフラが。
地元色丸出しな感じ、大好物です。
昨年観戦に行ったヴェルディ戦などに比べると、関東開催試合での富山のゴール裏のサポーターも増えてきた感じがする。三ッ沢と味スタのゴール裏の広さからくる錯覚かもしれないが。 |  |  |
人が増えたと言えば、今日の三ッ沢も1万人を超える人出(観客数11,306人)だが、昨日の等々力(川崎vs山形)も18,673人の満員。4月に国立競技場で開催される日本代表戦も久々の発売直後の即完売。アジア杯、アジアカップでの優勝による特需的な盛り上がりも非常に喜ばしいが、この機運を一過性のもので終わらせずいかに恒常化させるかが、2002年W杯からの悲願であり継続的な課題だ。そしてそれを他人事としてではなく、実現させるために自分に何ができるかを考える。そんなキックオフ前の時間。
さて試合。3−3−3−1という個性的な布陣の富山。選手間の戦術眼と意思疎通(自軍選手のポジショニング把握能力、適切な距離感、チャレンジ&カバーの役割分担など)と、試合を通してそれを遂行する運動量が肝となるフォーメーションと感じた。攻守において数的優位の場面を多く作り、個の勝負ではなくグループで勝負するやり方は個人的には好みだし、はまった時には素晴らしいサッカーを見せてくれるとは思うが、なかなか浸透させるのは難しい高度な戦術ではないかというのが初見の感想。
 |  | そんな富山はミスから横浜FCに先制を許すも、前半のうちに苔口のゴールで1-1の同点に追いつく。このゴール、先制点のお返しのような横浜FCの凡ミスからボールを奪った苔口がGKとの1対1を決めた形だが、この時の相手ミスを誘い苔口が抜け出すというプロセスに富山の新布陣の可能性を見た。 |
この連携プレーが意図的に発動(再現)できるようになれば、3−3−3−1は相手にとってかなり厄介な布陣になる。
横浜FC 1-1 富山で後半キックオフ。65分過ぎにキングカズが途中出場。
『KAZU Dance AGAIN!』のゲーフラが メインスタンドにあがり、ホームアウェイ無関係にスタジアムは一気に盛り上がる。我々世代ならともかく、カズが一世を風靡していた頃にはまだ生まれてもいない少年たちからも『カズー!決めてくれー!』と歓声があがるのがキングのキングたる所以か。 |  |  |
 |  | しかし、キャプテンマークを受け取ってピッチに入るカズに対する歓声が止まぬうちに、横浜FCのGK関がファールで富山にPKを献上。
黒部がこれを難なく決めて、1-2と富山が逆転に成功。(下写真)
両チームの全得点がミスというか不用意なプレー絡みというのは残念。 |
残り時間、横浜FCも反撃を見せるが、富山もワントップの苔口に変えて木本、谷田にかえて舩津を投入。早めの交代で1点を守りにかかる。カズも左サイドを主戦場に、いつもよりも多めに跨いで(笑)FKを獲得するなどチャンスを作るもゴールには至らず。
横浜FC 1-2 富山で試合終了。積極的な補強で優勝を公言していた横浜FCはホーム開幕戦を落とし、富山はアウェイで白星発進。
それだけでなく、横浜FCには先行きに暗雲を、富山には苔口をワントップに置いた新布陣に可能性を感じた試合だった。この開幕スタートがシーズンを通したチームの成績の明暗を握るカギとなっていた、なんてことになりそう。
下写真は、開幕アウェイ勝利に大盛り上がりの富山ゴール裏。 |  |  |