大阪サッカーハシゴ観戦×3

今年の4月にオープンしたばかりの【堺市立サッカーナショナルトレーニングセンター(略称:堺NTC、堺トレセン)】へ。
ちょうど関西プリンスリーグや、日本クラブユースサッカー選手権2010大阪府予選などが開催されていたが、試合観戦はどちらかと言えばついでで、今回の主目的は施設見学。

Jビレッジ@福島県が出来た時もすぐに見学に行き素晴らしい施設に感激、当時の大学のサークルで1泊2日の合宿をしたりしたが、この堺市の施設も勝るとも劣らない充実した施設だった。
観戦スタンドにナイター設備の整ったメインフィールドの他、天然芝ピッチ4面、人工芝ピッチ9面、フットサルコート8面という日本最大級のサッカー総合施設。
メインフィールドは整備中だったが、天然芝ピッチはプリンスリーグが行われており、人工芝ピッチ8面も全て大会やJリーグユースの練習などで使用中。そのほとんどが試合を行っていた。
前後左右どこを見てもフットボール一色の環境にテンションが上がり、自分もボールが蹴りたくて仕方なくなった。

一通り施設内を見学した後は、
プリンスリーグ2010関西2部の【ガンバ大阪ユース vs 奈良育英高校】、
同1部の【京都サンガFC U-18 vs ヴィッセル神戸ユース】の二試合を観戦。
関西の雄ガンバユースはそもそも2部にいるのがおかしい強豪。既にトップチームで活躍している宇佐美の世代で、U-17W杯を経験者の内田、U-16ウズベキスタン大会で宇佐美、内田とともに戦った原口、望月らが在籍。下の世代からも西野、稲森、小谷ら世代代表経験者が昇格しており、メンバーの豪華さは2部のレベルではない。この奈良育英戦も危なげなく2-0で勝利したが、正直もっと圧倒的な試合運びをしてほしいところ。物足りない。
二試合目は1部でも上位の実力を持つ京都と神戸の対戦。前半は京都のゲーム。190cmの長身を誇る2年生FW三根にボールを入れて攻撃の起点を作る。高い個人技とスピードで突破力のある駒井との2トップのコンビも良く、三根のヘッドで先制すると、相手ミスで得たボールを駒井が決めて前半で2トップ揃い踏み。京都は更に1点を加点し前半を3-0で折り返す。神戸にも決定機はあり決して一方的な展開ではないのだが、簡単にトップにボールを入れさせて過ぎていた。三根の懐の深さもあるが、問題はパスの出所に対してプレッシャーを与えられていないこと。中盤であれだけ自由にやられてしまってはディフェンスだけで対応するのは難しい。中盤がもう少し運動量を増やしてパスの出所を抑えていかなくては。
後半に入るとうってかわって神戸ペースで試合が進む。早い時間帯に1年生F松田のゴールで勢いに乗ると、右MF高井の怪我で投入された秋山がトップに入る。元来DFの秋山だがスピードとフィジカルを活かして相手DFを脅かす。チームもフレッシュな秋山にボールを集める指示。これが奏功して後半15分で2点を返して3-2。俄然、試合の行方はわからなくなった。
押せ押せの神戸だったが、隙をついた京都がワンチャンスを活かして神戸の勢いを殺ぐ4点目を挙げる。この先の20分は両者にミスも出るバタバタの展開。
4-2となった2分後には焦る神戸がPKを献上し5-2となるも、その2分後には京都GKが何でもないシュートを後逸するミスで5-3。試合の残り時間10分を切ると、逃げ切りを焦る京都が神戸にPKを献上し5-4。ロスタイムにも再びPKを得るも、この千載一遇のチャンスを決め切れず、5-4のまま試合終了。

堺NTCを出た後は、万博に移動。J1【ガンバ大阪 vs FC東京】を観戦。
怪我人続出のガンバ。山崎、寺田、倉田らの移籍が今更ながら痛いが、ユース時代から注目していた宇佐美と大塚の2トップが見ることができ、それはそれで良い機会になった。
後半から遠藤とルーカスを投入したガンバ大阪がルーカスと宇佐美のゴールで2-0の勝利を収めた。FC東京は万全でない遠藤、ルーカスを意識し過ぎるあまり、勝手にバランスを崩したようにも見えた。
関西プリンスの観戦記が長かったので、観戦記はこのくらいで。

【2009高校サッカー選手権】 決勝:山梨学院大付 vs 青森山田

今年の高校サッカー選手権もいよいよ決勝。
試合前にはFUNKY MONKEY BABYSが、今大会の公式応援ソング『明日へ』を生演奏。
ここ数年の公式応援ソングは、曲としては良い楽曲でもなかなか高校サッカーのイメージに合わなかったが、今回は久々にぴったりくる感じ。
それにしても、ファンモンの真ん中のDJケミカルは本当に何もしないのね(笑)。
DJセットを配線までちゃんとセッティングしたスタッフが気の毒だ。

決勝のカードは【山梨学院付属 vs 青森山田】。
いずれも既に今大会生観戦しているチーム。一回戦の山梨のパフォーマンスは衝撃的だったし、二回戦、準々決勝では青森山田の充実ぶりも見ているので、この両チームの決勝戦は個人的には納得感が高い。


開始早々からトップギアで試合に入った山梨に対し、青森山田は決勝の緊張からか山梨のペースに面喰ったのか、受けに回ってしまう。
普段の青森山田なら慌てず騒がず受け流すところなのだろうが、それをさせないほどに山梨の支配の入り方は素晴らしかった。攻守に出足が良く球際も激しい。中盤のプレスもタイトでフォアチェックを徹底し、サイドはアップダウンを繰り返しと、青森山田に落ち着く隙を与えない。

序盤の主導権を握った山梨はその勢いのまま前半10分頃に、碓井が鮮やかな切り返しからのミドルシュートを決めて先制。キックオフから勝負をかけた試合でなかなか点が取れないと、焦りが生じて体力とともに自滅することも多いだけに、非常に良い時間帯での先制点。プレー自体も素晴らしかったし、チームの中心でありキャプテンでもある碓井のゴールということで、チームを更に盛り上げる効果も。

このゴールで余裕を得た山梨は、中盤の要である碓井を中心に思い切りの良いプレーとチームとしてのリスクマネジメントを両立させる舵取りで、時計の針を進める。
青森山田も中盤の構成力では勝るところを見せたしゴールに迫る良いプレーもあったが、やはり全体的には最後まで山梨ペース。試合はそのまま1−0で山梨が勝利。初出場で初優勝を果たした。

試合後のスタンドには、名将・横森監督の名前のボードを掲げる人たちが。
かつては韮崎を全国レベルの高校にした実績を持つ横森氏。10余年の間、監督業から離れていたようだが、今年から山梨学院付で監督復帰。その1年目に全国を制覇するのだから、その指導力を疑う余地はない。
そして監督の名前が掲げられるほど、チームに地元に信頼されているというのも横森氏の素晴らしさだと思う。

試合後は表彰式。
金メダルを首にかけてもらい、優勝旗、優勝トロフィーなどを手渡されると、自然に選手の顔には笑顔が浮かぶ。

表彰式が終わるとピッチに戻って、両チームとも応援席に挨拶。
バックスタンドの応援団の前で胴上げをしたり、ハイテンションで喜びを爆発させる山梨学院に対して、写真手前にはペンチ前で円陣を組んだまま顔を上げることもできない青森山田の選手たちの姿が。
勝負というのはそういうものだが、いつみてもこのコントラストは残酷だ。

それにしても今大会の山梨のプレーは素晴らしかった。
大会を通じて優勝するにふさわしい試合をしていたと思う。
初優勝、おめでとうございます。


【2009高校サッカー選手権】準々決勝@市原会場

高校サッカー選手権も準々決勝。
千葉県の市原臨海競技場で行われたのは、
【関西大学第一(大阪)vs 藤枝明誠(静岡)】と、
【青森山田(青森)vs 神村学園(鹿児島)】の二試合。
休暇を取っていたにもかかわらず、一試合目の【関西大学第一 vs 藤枝明誠】は仕事の影響で後半途中からの観戦に。
関大一は走力があり球際に強いフィジカル系のチームだと聞いてはいたが、それだけではなかった。攻守の切り替えを支えるキックの正確さと動き出しの質の高さは、やはりここまで上がってくるチームだけはあった。
結局この試合も2−1で迎えた後半に更に2点を加点し4−1の完勝。さすがにここから先は実力上位の相手ばかりになるが、後半相手の足が止まる時間帯からの勝負に持ち込み得意の走力を生かせる展開に持ち込んでめば、大抵のチームとは互角の戦いを演じることは出来そうだ。

続いての第二試合は【青森山田 vs 神村学園】。
危なげなく勝利を重ねる青森山田に対する神村学園は、大会初戦となる2回戦の中京大中京(愛知)戦で、10点を奪った超攻撃的チーム。リスクを冒して分厚い攻撃を仕掛けるチームコンセプトのため失点も少なくないが、前線の選手が織りなす小気味良いショートパスでの崩しと、急所を突いたドリブル突破は魅力的。
しかし、この試合ではその魅力的な攻撃が完全に封じられていた。ディフェンスがある程度の距離を取ってボールを回させるが、相手がドリブルで仕掛けてくるとバイタルエリアの手前で中盤の選手と挟撃にする。
(写真右がまさにその場面)
むしろ徹底的にリトリートしてサイドにフタをし、ドリブルで一人かわせばビッグチャンスという状況を作り、ドリブルの得意な相手に中へ中へと仕掛けさせるように仕向けては、それを潰してボールを奪い、素早い攻守の切り替えでチャンスを作ることを戦術的に行っていた。

結果、神村学園はバイタルエリア付近での横パスを回させられ、焦れて縦に突破を図ると潰されてカウンターで一気にピンチというシーンを繰り返すことに。
これは高校屈指のボランチコンビ椎名、柴崎を擁する青森山田にとって理想的ともいえる展開。奪ったボールを彼らに預ければ、後は正確なキックでチャンスに直結。速効が難しければキープ、ドリブル、サイドチェンジと攻め手も豊富。ボールを失うことも少ないので、ディフェンスも安心してラインを整え直せるし、前線の選手は信じて動き出せる。
そんな盤石のゲームの試合展開から、前後半それぞれ2点、計4点を奪った青森山田は、守備面でも最後まで集中力を切らすことなく対応し、危ないシーンをほとんど作られることなく4−0で完勝。
青森山田の完成度も、試合とともに高まってきた。


【2009高校サッカー選手権】 二回戦@市原臨海

1月2日、高校サッカー二回戦は市原臨海競技場で観戦。
カードは【旭川実 vs 八千代】、【青森山田 vs 神戸科学技術】の二試合。

一試合目は沖縄代表の南風原高校を4−0で退けた旭川実業と、大分代表中津工・中津東を5−0で破った地元千葉代表の八千代の一戦。
開始早々、先制したのは旭川実。何でもないロングボールに八千代のGKとDFが重なり相手選手と交錯。こぼれたボールを無人のゴールに押し込まれた。チャレンジ&カバーが出来ていれば交錯というアクシデントがあってもGKキャッチかDFクリアで何も起きえなかったシーン。基本は大切。
高い技術を持つ選手たちによるパスサッカーを身上とする八千代は、リードを許す展開にも動じることなく完全に中盤を支配。しかし先制点をとって守りに入った旭川実の細かくプレーを切る戦術に手を焼き、前半終了間際に同点ゴールを奪うがやっと。
後半になっても重い展開は続いたが、この状況を打ち破ったのは60分過ぎ途中出場した八千代の磯辺。DFの裏に抜け出してファーストタッチで見事ゴールを挙げ、そのまま2−1で勝利の立役者となった。
結果だけではなく試合の内容を見ても、八千代が実力で相手を上回っていたことは間違いない。
旭川実としては、早い時間帯に先制したために逆に序盤から守備的になりすぎた。守り切るには早すぎる時間帯の先制点が却って仇になったか。

第二試合は【青森山田 vs 神戸科学技術】。
世代代表の椎名、柴崎、中島を擁する優勝候補の一角、青森山田。
神戸科学技術もバランサー洞ケ瀬、大型ストライカー伊佐ら好選手を揃えており、個の能力で上回る青森山田にチーム力で対応。U17日本代表で10番を背負う柴崎の攻撃面での存在を消している時間帯もあったが、そういう場面では椎名が攻撃の舵を取るなど、やはり総合力で上回るのは青森山田。
神戸は序盤に伊佐が負傷した不運こともあり、数少ないチャンスにも最前線でもコマが足りず、善戦してもゴールは遠い状態。遂には後半も半ばを過ぎる頃、スコアレスの状態にもじれることなく質の高い攻撃を繰り返す青森山田が、野間にゴールで先制。野間は地元千葉から青森山田に進学した選手。スタンドからの声援も一段と大きかった。
その後も両チーム緊張の糸を切らすことはなかったが、終了間際に青森山田は野間が2点目をあげ2−0。好ゲームに幕を引きそのまま青森山田が三回戦進出を決めた。
上写真はペナルティエリア内で3人のディフェンスを引きつけて後方から走りこむ味方にヒールパスを出す柴崎。良い意味で派手な選手ではなく、視野の広さ、足元の技術とそれらを活かす状況判断の出来る好選手。

【2009高校サッカー選手権】 一回戦@駒場スタジアム

昨日に続き高校サッカー選手権の一回戦を観戦。数ある好カードの中から選んだ駒場会場のカードは【山梨学院大付 vs 野洲】と【秋田商 vs 立命館宇治】。
野洲は言うに及ばぬ『セクシーフットボール』を標榜し個人技を大切にする実力派チーム。対する山梨学院大も隠れた実力チーム。FC東京ジュニアユース出身の世代代表経験者など中学世代から注目されていた選手を揃え、監督には韮崎高校で黄金時代を気付いた名将横森監督が15年ぶりの現場復帰。コーチにも清水エスパルスの元ヘッドコーチ吉永氏を迎えるなど全国レベルで戦う体制は十分。
第二試合の秋田商業については情報がないが、対戦相手の立命館宇治は久御山を破って京都代表の座を得たチームと言うことで注目。本当は総体で魅力的なサッカーを見せていた久御山、特に準優勝した米子東を最後まで苦しめ、流通経済大附属のDFをズタズタにした10番の森岡が見たかったのだが、それはそれ。ちなみに森岡は、11月にヴィッセル神戸入りが内定しているので、次はプロの世界でのプレーを見るのを楽しみにしたい。

で、一試合目の【山梨学院大付 vs 野洲】。
今や全国区の強豪・野洲に初出場の山梨学院大付が善戦するという意味での好ゲームを予想していたが、ある意味その期待は裏切られた。それほどに山梨のサッカーは印象的だった。
開始早々に先制点を奪ったのは野洲だったが、山梨は少しも慌てる素振りを見せず、逆に攻守の出足の早さ、激しく球際に行く勢いで試合もペースを引き寄せる。更にディフェンスもは山梨の快足2トップのスピードにも対応できず、危ない場面を何度も作られつつも前半は1点のリードを守りきった野洲だったが、その代償は大きく野洲サッカーからは勢いも怖さも失われ、セクシーフットボールは見る影もなくなっていた。
一方で前半からの素晴らしいサッカーを続ける山梨は、後半に入り3分で2点を奪いあっさり逆転。その後も2点を重ね、終わってみれば4−2の完勝。
ディフェンスでは後手後手に回り、せっかくボールを持っても焦って蹴りだしたり、強引すぎるドリブルで潰されて、逆襲を喰らったりと兎にも角にもチグハグな野洲。攻守ともに落ち着かない野洲は時間とともに平静さを失いミスを重ね、持ち前の個人技はすっかり影を潜めたきりだった。
対する山梨は思い切りの良い個のプレーと意識統一レベルの高いチームプレーのメリハリが見事で、野洲のセクシーフットボールのお株を奪う魅力的なサッカーを展開。終始試合を支配しての完勝だった。
予想以上の仕上がりだった山梨学院大付。野洲を相手に奇策ではなく正面から渡り合える実力はフロックではない。順当に勝ち進めば3回戦は総体王者の前橋育英との対戦。技術の高いタレントを揃えるこの相手に今日と同じような試合が出来れば、一気に国立が見えて来る。3回戦、この対戦が実現したら必見だ。

続く第二戦は【秋田商 vs 立命館宇治】。先制したのは秋田商。だが第一試合同様に、どちらかと言えばリードしたチームの方が主導権を失い、1点のビハインドを負ったチームの方が試合をコントロールする展開。
立命館宇治は久御山を破っただけあり、チームとしてのコンセプト統一がしっかりしている。もちろん監督の指導によるところも大きいだろうが、選手の戦術理解力がなければ刻一刻と状況の変わる試合に対応することはできない。
結局前半のうちに1−1に追いつくと、後半も効果的に加点。立溝のゴールで3−1とした直後に失点する隙も見せたが3−2で勝利。
下の写真は他のスポーツでも全国区の立命館宇治の応援席にあったフラッグ。好チームではあるが『全国制覇』はさすがに遠いか。

そんなこんなで2009年最後の日もサッカー観戦で〆。
残念ながら今年は少し観戦数が減ってしまった。数は良いとしてそれ以上に『これだけは見ておかなきゃ!』という必見の一戦を生で観戦できなかったことが多かった。
明日からは2010年。いよいよW杯の年。
公私に更に忙しくなりそうなので、数ではなく質を意識しここぞという試合だけは見逃さない充実した1年にしたい。

【2009高校サッカー選手権】 開幕戦:帝京高校 vs ルーテル学院

全国高校サッカー選手権が開幕。
開幕式直後のオープニングゲームは、地元東京代表の帝京高校と熊本代表のルーテル学院の対戦。
開幕戦、地元の名門チームと言うこともありスタンドには大勢の観客が詰めかけていた。
元帝京高校サッカー部コーチのタカやオクノさんと言った私のサッカー系の仲間たちとも会うことができ、しばしサッカー談議。他にも帝京高校OBの中田浩二(鹿島)や大久保択生(横浜FC)などの姿も見えた。

試合の方はお世辞にもハイレベルとは言えない単調なゲーム。両チームとも下馬評は悪くなかったのだが、淡泊で意図の感じられないプレーが多く、期待していた割には個としてもチームとしても見るべきところがなかった。失点に直結するディフェンス、ゴールキーパーのミスが両チームともに散見されたのも残念なポイントで、どうにも締まらない試合になってしまった。
ハーフタイムに話をしたサッカー関係者は、前半のゲームを評して『卓球を見に来た感じですねー。あれじゃ中盤の選手はみんなネットと同じですよ。』と皮肉っていた。要は意図のある組み立てがなく、自陣でボールを持ったら中盤をすっ飛ばして前線にロングボールを入れる放り込みサッカー。さすがにその言い方は酷いが、まぁ言いたいことはよくわかる。

後半も展開は変わらず。試合の状況を見て選手同士で話し合って意識統一をしたり変化をつけたりという、ピッチ上での選手個々の判断が少しでもあれば違った展開になったと思うが。結局、より致命的なミスを多く犯した帝京が3失点を喫し、3−1でルーテル学院の勝利。
両チームの選手もサッカーをした気がしなかったんじゃないだろうかというゲームだった。


Jユースカップ

天皇誕生日の休暇は大阪で過ごす。
目的はJユースカップ準決勝。今年はなんだかんだで忙しく、クラブユース選手権も高円宮杯もあまり見にいけなかったので、ユースチームを見る最後のチャンスのJユースカップだけは観戦せねばと。
ベスト4に残ったのはいずれも自力のあるチーム。高円宮杯を制した横浜Fマリノスユースは準決勝でガンバ大阪ユースに敗退。今シーズンはプリンスリーグでも2部に降格するという憂き目にあったガンバ大阪ユースだが、選手の粒は揃っているので、噛み合いさえすれば実力はJユース屈指。そのガンバ大阪が対戦するのはFC東京U18。もう一試合のカードは、高円宮杯でも準決勝と同一カードの【ジュビロ磐田ユース vs サンフレッチェ広島ユース】。
一試合目の【ジュビロ磐田ユース vs サンフレッチェ広島ユース】は、高円宮杯での対戦で一進一退の攻防の末、PK戦で広島を下した磐田の出来が今一つ。その時に見せていた球際の粘りと組織としての連動した動きが見られず、今回は広島に2−0で完敗。
特に選手が入れ替わっていたわけではないのだが、高円宮杯でFC東京と広島ユースを退けたチームとはまるで別のチームのようだった。
第二試合の【FC東京U18 vs ガンバ大阪ユース】は、序盤からFC東京の一方的ペースで試合が進む。ガンバ大阪は上手い選手はいるのだが、ボールを回してはいるもののゴールへ向かう怖さがない。昔から技術の高い選手の多いガンバ大阪ユースは、トップチームに大量昇格した黄金世代ですらボールポゼションは高くても得点を取れずカウンターに沈むことがしばしばだったので、ここまできたらもう立派なチームカラーだ。
一方のFC東京ユースはエース重松を中心に迫力のある攻撃でガンバを攻め立てる。速攻、遅攻、ミドルシュート、ドリブル突破、サイドからのクロスと多彩な仕掛けは、全てにゴールに向かう『怖さ』がある。結果、攻め続けたFC東京が5点を奪い、5−1で完勝。

サッカー観戦後は御堂筋のホテルへ。先日の大阪出張の時にオフィスの眼下に御堂筋と中之島のライトアップが見えていたので、何だろうと調べてみると『OSAKA光のルネサンス』というイベントだった。せっかくだからと夕食がてらイベント会場へむかい、寒空の屋台で温かい食べ物に舌鼓をうちつつ夜の散歩。

まずはホテルを出てすぐの御堂筋沿い。
そのまま御堂筋を歩いて淀屋橋から中之島へ。ライトアップだけではなく色々な展示や催し物も行われており、クリスマス前日の休日ということもあって家族連れやカップルでにぎわっていた。

中でも面白いと思ったのが関西電力主催の【Touch the Light】。
会場に設置されたビルの模型の照明と約1キロ離れた本物の関電ビルの照明が連動しており、会場の照明を触って色を変えたりするとビルの照明も同じように変わるというもので、子供たちが列を作って楽しんでいた。電力会社らしい良い企画だと思う。
他にも香川県の花崗岩の産地、高松市牟礼町で数年前から行われている石製の照明器具で街並みを彩るイベントのコーナーも出現。ライトアップに彩りを加えていた。

他にもペンギンがらいたり、中央公会堂の建物に映像を映し出すイベントがあったり盛りだくさん。あちらこちらで写真を撮るカップルの姿も。そりゃ、クリスマス時期のライトアップ系イベントはデートにはテッパンだもんなー。

[高校サッカー決勝] 鹿児島実業(鹿児島) vs 野洲(滋賀)

14:05キックオフ 国立競技場    ′
【入場者数】31,782人
【天候】晴
【主審】早川一行
【副審】名木利幸/竹内元人
◇鹿児島実 1−2 野洲◇ 
 (前半0−1)(後半1−0)
 (延前0−0)(延後0−1)
[高校サッカー]鹿実vs野洲1
【得点者】鹿児島実業:79′鈴木/野洲:23′荒堀、107′瀧川
【警告】鹿児島実業:赤井田、本城、三代
**********************************************
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[高校サッカー準々決勝] 遠野(岩手) vs 広島観音(広島)

14:10キックオフ 駒場スタジアム  ′
【入場者数】4,000人
【天候】晴
【主審】早川一行
【副審】名木利幸/竹内元人
◇遠野 3−2 広島観音◇ 
 (前半1−1)
[高校サッカー]遠野vs広島観音1
【得点者】遠野:35′鈴木、61′菊池、66′橋場/広島観音:24′代、79′鍋原
【警告】遠野:小島、千葉、佐々木/広島観音:田中
**********************************************
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[高校サッカー準々決勝] 鹿児島実業(鹿児島) vs 滝川第二(兵庫)

12:10キックオフ 駒場スタジアム  ′
【入場者数】3,100人
【天候】晴
【主審】不明
【副審】不明/不明
◇鹿児島実 1−0 滝川二◇ 
 (前半1−0)
[高校サッカー]鹿実vs滝川二1
【得点者】鹿児島実:01′豊満
【警告】鹿児島実:赤尾、三代/滝川二:大塚、藤井
**********************************************
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