【NextGenerationMatch】 U18 Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜

ゼロックススーパーカップ【名古屋グランパス vs 鹿島アントラーズ】の前座試合、ネクストジェネレーションマッチ【U18 Jリーグ選抜 vs 高校サッカー選抜】。
日本高校サッカー選抜は、先日(といっても2ヶ月近く前だが)、滝川二高が優勝を飾った高校サッカー選手権の優秀選手。U18 Jリーグ選抜の選考基準は何なんだろう。トップチームにも帯同しているレベルの『代表』というなら選ばれて然るべき選手の名前が見当たらない。
プログラムのメンバー表を眺めているうちにキックオフ。高校選抜の選手はほとんどがプレーを見たことがある知っている選手。ユース選抜も半分以上は知った名前だが、さすがにピッチまでの距離が遠い日産スタジアムの観客席から視認できる選手は少ない。

背番号と照らし合わせなくてもポジションや体格、動き方で視認できるのは、スタメンで言えば、U18 Jリーグ選抜のFW久保(京都サンガ)くらい。高円宮杯で見たはずのGK鈴木椋、DF宮本(共に横浜FM)などは背番号を確認しないとわからなかった。
一方の高校サッカー選抜では、GK櫛引(青森山田)、MF小島(前橋育英)、加藤大(立正大淞南)、FW樋口(滝川二)、加部(山梨学院)らの姿は、すぐに確認することが出来た。

試合の方は正直あまり見所はなし。ほとんど初めて一緒にプレーをする選手たちなのだから仕方がないとはいえ、連携が今ひとつ。お互いの特徴もつかみ切れていないようで、足元に欲しいのか、裏に抜けたいのかというレベルで意思疎通が出来ておらず攻撃が噛み合わない。守備面でもボールの奪いどころ、プレスの掛け方がバラバラで、結果としてバックラインが及び腰になり、中盤とDFラインが間延びするという悪循環。

試合は、前半にJ選抜の久保(京都)が先制。後半に入り、一度は高校選抜が小牟田(のゴールで追いつくも、すぐさまJ選抜の 渡辺雅(甲府)のゴールで逆転。そのままJ選抜2-1高校選抜で試合終了。

このゲームそのものは見所が少なかったが、今後プロで活躍が期待される選手や、来年度の高校3年生としてユースサッカーシーンを牽引するであろう(してほしい)選手も選ばれているので、最後にメンバーリストを。

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U−18Jリーグ選抜
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GK 1 鈴木椋大(横浜Fマリノス)
DF 4 吉永哲也(ジェフユナイテッド千葉)
DF 2 奈良竜樹(コンサドーレ札幌)
DF 5 宮本和輝(横浜Fマリノス)
DF 3 菊池翔(大宮アルディージャ)
MF 8 橋本拳人(FC東京)
MF 12 原川力(京都サンガ)
MF 13 野津田岳人(サンフレッチェ広島)
FW 22 井上丈(アルビレックス新潟)
FW 16 柏瀬暁(清水エスパルス)
FW 17 久保裕也(京都サンガ)
<リザーブ>
18 田尻健(ガンバ大阪)
6 山田融(横浜Fマリノス)
7 西野貴治(ガンバ大阪)
9 杉本竜士(東京ヴェルディ)
21 鈴木雄斗(横浜Fマリノス)
11 渡辺雅樹(ヴァンフォーレ甲府)
14 中川義貴(鹿島アントラーズ)

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日本高校サッカー選抜
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GK 1 櫛引政敏(青森山田)
DF 3 藤本貴士(大津)
DF 4 土師直大(滝川二)
DF 2 金大貴(静岡学園)
MF 15 車屋紳太郎(大津)
MF 7 香川勇気(滝川二)
MF 14 小島秀仁(前橋育英)
MF 18 加藤大樹(立正大淞南)
FW 10 樋口寛規(滝川二)
FW 9 加部未蘭(山梨学院)
FW 11 坂本樹是(久御山)
<リザーブ>
16 小澤章人(西武台)
20 山本大地(久御山)
19 進藤誠司(流経柏)
21 白崎凌兵(山梨学院)
6 谷口智紀(滝川二)
13 小牟田洋佑(前橋育英)
17 佐々木雅人(西武台)

高校サッカー決勝@国立(久御山 vs 滝川二)

今年の高校サッカー決勝は点の取り合いの末、5-3で滝川二高が勝利。
あと一歩及ばず準優勝に終わった久御山も、個々の技術の高さをベースにした魅力的なサッカーで大会を大いに盛り上げた。

この試合も開始直後は久御山が中盤で上手くボールを回し、試合の主導権を握る時間帯もあったが、滝川二もワンチャンスをものに出来る樋口、浜口の強力2トップの圧力でロングボール一本で久御山に脅威を与える。
先制はその2トップの連携から。樋口の折返しをファーで本城が落とし浜口がワントラップから反転して鮮やかなボレーシュートを突き刺す。
この直後、久御山は2度続けて滝川二のゴールに迫るも、得点には至らず。この時間帯に同点に追い付けていれば試合展開も変わったのだろうが、逆に前半終了間際に滝川二が追加点。後半開始早々にも3点目を奪われ試合の趨勢は決まってしまった。
しかし、ここからが今大会を盛り上げた久御山の真骨頂だった。
決して綺麗とは言えない林のゴールでやっと1点を返し3-1。滝川二に4-1と突き放されて残り10分を切っても攻める姿勢を崩さず、安川の技ありシュートで4-2とするとその2分後に坂本のゴールで4-3の1点差まで詰め寄る。
こうなるとペースは久御山。アディショナルタイムも長めの5分。最後の見応えのある攻め合いを制したのは滝川二。終了間際に相手クリアを拾った樋口が大会単独得点王を決めるゴールを決めて5-3とし試合終了。
非常に見応えのある、エンターテインメント性の高いゲームだった。
試合後のお互いを讃えあう姿も良し。やはり高校サッカーもまだまだ元気だ。

高校サッカー準決勝@国立

準決勝は【流通経済大柏vs久御山】と【立正大淞南vs滝川二】の二試合。
全くタイプの違う久御山と流通経済大柏の対戦は2-2でPK戦。GK絹傘君がPK2本をセーブした久御山が決勝へ。
絹傘君は中学時代に空手で全国3位になった猛者。準々決勝もPK戦を制している。確かに1対1の勝負強そう。
それにしてもこの連戦の中、足元の技術に衰えが見えなかった久御山は、この日のプレーで線の細いテクニックだけのチームという(私の)イメージを完全に払拭した。練習で走り込みを全くしないというのが信じられない。逆に走力はもちろんフィジカルの強い流経柏は連戦になるほど有利だと思ったが、古波津の奮闘が光ったものの終盤は足が止まる選手も見受けられ、これまた意外だった。

第二試合の立正大淞南と滝川二は共に攻撃的なチーム。点の取り合いを予想したが、第一試合同様この試合も予想に反して0-0のスコアレスで2試合続けてのPK戦へ。終了間際に立正大淞南はGKを抜き去り無人のゴールに流し込むだけという決定機も作り、滝川二をあと一歩まで追いつめたが、サドンデスに突入したPK戦で6-7で敗れ準決勝で姿を消した。

2試合ともPK決着の準決勝の末、決勝のカードは【久御山vs滝川二】に。
久御山は連戦の不安がどうでるか。滝川二は今日の決定力不足を切り替えられるか。いずれにせよ決勝戦は面白い攻めあいの試合が期待できそうだ。

[高円宮杯(U-18)決勝ラウンド1回戦]流通経済大柏 vs 市立船橋

流経柏 2ex-1 市立船橋
得点者:吉田(流経柏)、松野(市立船橋)、吉田:PK(流経柏)

千葉県総体では同一県の第一、第二代表ながら全国大会決勝を争った、近年の高校サッカー界を支える強豪同士の対決。
流通経済大学付属柏高校スタメン=GK:緒方/DF:中西、本橋、増田、八角/MF:富田、古波津、吉田/FW:宮本、進藤、田宮
市立船橋高校スタメン=GK:高橋/DF:百瀬、山野辺、平尾、河崎、小出/MF:今瀬、石原、藤橋/FW:水谷、菅野

キックオフ。にフォーメーションは流経柏が4-3-3、市立船がウィングバック気味にサイドがはりだした3-5-2(3-6-1)。FW登録の菅野は右ウィングバック。ワントップ気味の水谷と縦の関係で藤橋が中盤とトップの間のポジションをとっている
24分、流経柏は楔のように縦に入ったボールを田宮が素晴らしいトラップでDFの裏をとり反転、シュートはGK正面。そんな田宮の応援のコールは『メソーポ田宮』(♪やなーぎさーわのリズム)。てきとーすぎねーか。
30分、流経柏、吉田のミドルは市船GKファインセーブ。市船もフォーメーションのギャップいかして再三サイドをえぐるも、決定機は演出できない
39分、市船は右サイドからのクロスに中央で増田。フリーであわせたヘッドは枠上。これは市船としては決めなきゃいけない決定的場面。43分にはフリーキックを流経柏GKが好セーブで弾きだし、その流れの中からの再び放たれたシュートもGKキャッチ
前半終了間際、両チームともゴールに迫るシーン続くもゴールは生まれず、スコアレスで前半終了。

58分、流経柏は進藤アウト、中村慶イン。進藤誠司の応援コールは『ニコラス誠司♪』。もう何も言うまい。
62分、流経柏の八角の目の覚めるようなミドルは、市船GKが辛うじて触ってクロスバー右角で跳ね返る。
66分、流経柏2枚目の交代、宮本アウト、高橋イン。
67分、流経柏先制。ゴール正面やや右からのフリーキックを吉田が左上隅に直接決めて1-0。前半にも良いミドルみせていた吉田。正確なキック持ってる。
75分、市船は2枚目の選手交代。水谷アウト、和泉イン。ちなみに1枚目の交代、菅野アウト松野インでフォーメーションも変わっている。
76分、市船同点ゴール。左サイドからGKとDFの間に入れたボールに、敵味方入り乱れる混戦で松野が触ったボールがゴールイン。1-1の同点に。
89分、流経柏セットプレーからのこぼれ球に古波津が詰めるもDFの寄せにバランス失いシュートは枠外。
90分、市船カウンター、ペナルティエリア内までドリブルで侵入許すも流経柏DFなんとか対応。苦し紛れのシュートは枠外
ロスタイム3分で前後半終了。これから20分の延長戦。
延長前半は両チーム得点なし。延長後半開始から市船は藤橋アウト、森川イン
109分、流経柏にPK。吉田がきっちり右隅に決めて2-1。
110分、流経柏は田宮アウト、鈴木翔イン。そしてタイムアップ。市船GKが相手FWと交錯してのPK判定。確かに結果的にプレー妨害にはなあったが悪質なプレーではなかっただけに、そのPKでの決着はやや気の毒。

[高円宮杯(U-18)決勝ラウンド1回戦] 横浜Fマリノスユース vs 東京ヴェルディユース

横浜Fマリノスユース 4-0 東京ヴェルディユース
得点者:松本2、星(広)2(横浜Fマリノスユース)
クラブユース選手権の覇者ヴェルディと同大会でそのヴェルディに苦杯を舐めたマリノス。好ゲームが期待されたが結果的には予想外のワンサイド。
ガンバ大阪やヴェルディなど、テクニックに優れスペクタクルなサッカーを志向するユースチームには、リズムに乗れば素晴らしいサッカーをする反面、フィジカル一辺倒のチームなどとの消耗戦に弱く、集中がキレると脆さを併せ持つ傾向があるが、今回はその悪い側面が出てしまった感じ。

両チームスタメンは以下。
【横浜Fマリノスユース】GK:鈴木椋/DF:星、保田、渡辺、木村/MF:宮本、松本、後藤、高橋、熊谷/FW:伊東
【ヴェルディユース】GK:キローラン菜入/DF:大木、高野、キローラン木鈴、長田/MF:山浦、小林、南部、杉本/FW:相馬、南

マリノス、開始早々から右サイド崩しチャンス作るもクロス合わずシュートには至らず。逆に直後の東京が右サイドからのクロスに頭であわせてファーストシュートはGK正面。開始直後からアップテンポな試合展開。

16分、マリノス先制。再三崩していた右サイドからの伊東のクロスを後方から走り込んだ松本がダイレクトでゴール左に蹴り込み、1-0。
マリノスは先制直後に伊東アウト、星広太イン。松本がポジションを左から右に移し、試合の主導権を譲らない。
27分、ヴェルディのカウンター。GKの弾いたボールがゴールに向かうも、詰めていた東京の相馬がなぜかクリア。頭を抱える相馬。
36分、マリノス追加点。左サイドえぐり、ペナルティエリア内に侵入。ゴールラインぎりぎりからマイナスに折り返したボールはペナルティスポット付近で完全にフリーになっていた松本の足元に。落ちついてワントラップし、ゴール右上隅に決めて2-0。そのまま前半は2-0で終了。


後半キックオフ。ヴェルディがいきなり左サイド崩しクロスからシュート放つも枠上。波状攻撃で主導権取りに行く東京、小林のキープから細かく繋ぎ小林がダイレクトで左サイドにスルーパス。フリーで折返すもニアの選手は空振り、流れたボールに詰めた選手のシュートは枠上。そのままヴェルディが攻め込む時間続くもシュートがことごとく枠外。コーナーキックからこぼれ球がペナルティエリア内で足元に落ちる千載一遇のチャンスも外す。
71分には小林の無回転FKを横浜GKが前にこぼすもこれに詰めたシュートも枠外。これだけ決定機をものにできなくては、苦しい試合展開になって当然。
76分、横浜カウンター。星広太のシュートを一度は東京ディフェンスがブロックするも、こぼれ球を再び星がシュート。これが決まって横浜、決定的な3点目。やはりあれだけチャンスをモノに出来ないとこうなる。
東京は3点目を奪われる前に相馬アウト、楠見イン、失点後に杉本アウト、横内イン。小林のドリブルからのスルーパスからシュートシーン作るもまた枠外。
84分、東京は長田アウト、田中貴イン。85分、横浜は後藤アウト、鈴木雄イン。続けて木村アウト高野イン。さっきのヴェルディ小林のスルーパスからのシュートは枠外ではなく、横浜GKファインセーブ。
ロスタイムは4分。スローインをエリア内で受けた鈴木雄からのマイナスの優しいパスを星広太が豪快に蹴り込んで4-0。鈴木雄に安易にスローインのボールをいれさせたのが失点の原因の9割。最後の最後で集中が途切れた。
結局、試合は4-0とマリノスが圧勝。ヴェルディの時間帯もあったが、そこをコントロールしたという意味でも、マリノス完勝のゲーム。

昨年までは攻撃的なプレーで時折輝きを見せるものの消えている時間帯もある選手だと思っていた熊谷(アンドリュー)の印象がかわった。先輩に囲まれて好きなプレーをしていた頃から、最高学年となりチームをまとめる立場になったという違いもあるだろうが、物理的な視野の広さだけではなく、試合の流れを見てポジションをかえたり、攻撃に緩急をつけたりとゲーム全体を見渡す力を感じさせた。
後は試合の趨勢を決定付ける先制点を挙げた松本の活躍も白眉だった。得点場面以外にもサイドを主戦場に常にヴェルディDFの脅威となっており、独力で局面を打開する能力はユースでは間違いなくトップレベル。
一方のヴェルディはエース小林が封じられ苦しい展開になった。ここのところの天皇杯やトップチーム帯同などの疲れが溜っていたという理由はあるだろうが、天皇杯東京代表を勝ち取った時のような問答無用のスーパーなプレーを期待してが、残念。


横浜Fマリノスユースは素晴らしいゲームをした。残念だったのはマリノスのユニで応援するサポーターらしき方々が『ヴェルディは死ねと思ってるからー』などと客席で言っていたこと。もちろんトップの試合でも言ってはいけない種類の言葉だが、高校生に向けてその発言はありえない。
心ないマリノスサイドの観客の会話に、楽しいサッカー観戦も台無し。それにしても、いい年してそんな発言を声高にする人の神経も理解不能だが、同じチームのファンとしてマリノス応援席のサポーター仲間たちが誰もとがめないのもまた理解不能。愛するチームの名前に泥を塗るだけの蛮行だと思うのだが。

[高円宮杯(U-18)一次ラウンドGroup-C] 愛媛FCユース vs 東京ヴェルディユース

愛媛ユース 1-6 ヴェルディユース
得点者:端山、相馬、南部、端山、杉本、前田(以上、ヴェルディユース)、金村(愛媛ユース)

結果と写真、試合中のTweetだけでとりあえず更新。とりあえずね(笑)
【東京Vスタメン】GK:1キローラン菜入/DF:2大木、3高野、5牧野、19舘野/MF:8山浦、11南部、15端山、17杉本、24田中/FW:9相馬
【愛媛スタメン】GK:1山本/DF:5岡原、15佐々木、17田村、24曽根田/MF:6小原、14平田、20藤、22近藤、23黒瀬/FW:10金村

愛媛vs東京Vキックオフ。開始早々から攻める東京V、いきなりヘディングシュート二本放つ。
20分過ぎスコアレス。ポゼッションは断然東京V。右MF山浦、FW相馬らが絡んでチャンスつくるも得点の香りがしない。逆に愛媛のカウンターの方が迫力。この嫌な展開、先制点次第で波乱あるかも?
東京V、端山のミドルで先制。ゴール正面から左上隅に狙いすましたシュート。入る時はあっさり入るもんだ。
前半終了。0-1。東京Vリード。相馬がペナルティーエリア内でこれでもかっというほどの切り返しからシュート放つ場面などあったが、追加点は奪えず。

後半開始まもなく、東京Vは右サイドを崩して、最後は相馬が中であわせて追加点。60分には南部がゴール。東京V、0-3とリード広げる
70分、東京V、南部out/30前田in
73分、東京V端山、ミドルをゴール左上に突き刺す。狙いすました先制弾とは違う豪快な一撃。76分には杉本が左サイドをドリブルで独走。ペナルティーエリアに切り込んだところで倒されてPK。杉本自身が決めて、0-5。
79分、東京V、相馬out/13横内in
東京V、交代の横内、オフサイドぎりがりで裏に抜け、GKかわすも、無人のゴールへのシュートは左に外れ、頭を抱える。6点目ならず。
83分、東京V最後の交代は舘野out/西村in
90分、愛媛はフリーキックの跳ね返りを押し込んで一矢報いるも、ロスタイムに左サイドでスルーパス受けた前田が今度は確実に右サイドネットに流し込み、そのまま愛媛ユース1-6東京ヴェルディユースで試合終了。
東京Vは、エース小林祐を代表(仙台カップ)で、守備の要キローラン木鈴と、得点源のFW南をトップチーム(J2横浜FC戦)で欠きながらの圧勝。

[高円宮杯(U-18)一次ラウンドGroup-C] コンサドーレ札幌U-18 vs セレッソ大阪U-18

札幌U-18 1-1 C大阪U-18
得点者:風間(C大阪)、榊(札幌)


未更新blogも溜っているので、結果と写真、試合中のTweetだけでとりあえず更新。とりあえずと言いつつ、後で加筆する時間はもっとないのは自分自身が一番よくわかっている、、、。
【C大阪スタメン】GK:21鶴崎/DF:4小池、7堀尾、19藤原/MF:5田中、8野口、13西村洋、23秋山、26多田/FW:9小暮、20風間
【札幌スタメン】GK:1松原/DF:2小山内、5奈良、20永井、22山下/MF:10荒野、14前、25神田/FW:7菅原、9三上、11近藤

15分頃、C大阪ゴール前混戦から、風間が浮き球を胸トラップで処理し、落ち際を左足一閃。ゴール右隅に決めてC大阪先制。0-1。
20分頃、札幌初めての決定機。スルーパスに抜け出した荒野の強烈なシュートは、C大阪GK鶴崎の好セーブに阻まれる。
35分過ぎ、C大阪、藤原が縦に入れたボールを西村洋が受けて、多田へ。多田がDF背負いながらダイレクトで丁寧に後方に落としたところに走りこんだ小暮、ダイレクトで右インフロントにかけてゴール左上隅を狙ったシュートは僅かに枠外。素晴らしい連携。
45分過ぎ、前半終了迫る時間帯にC大阪の多田が札幌14の後方から激しいタックルにいきイエローカード。その直後のプレーでは札幌GKと接触。呼び止める主審を無視し帰陣しようとする多田に主審から厳しい叱責も、言い返す多田。前半終了、ベンチに引き上げる多田に主審が近付いて注意をすると、またしても何か言い返す多田。プレーが熱いのは良いが、不用意に2枚目なんかで試合壊さないように。

後半キックオフ。札幌は後半開始から選手交代。MF神田out/FW榊in。FW登録選手を3枚同時に使ってきた。
札幌、交代出場の榊、C大阪DFが雅処理をミスしたボールを奪い、GKと1対1。これを確実に決めて、1-1の同点に。
札幌、榊が今度は左サイドに抜け出してフリーに。DFは中を切るので精一杯。やや角度ないところからのシュートはC大阪GK鶴崎が左手一本でセーブ。榊の執拗なフォアチェックにC大阪DFは混乱をきたし、なかなか修正出来ない。
札幌、榊が再び左サイド抜け出しシュートも、またしてもC大阪GK鶴崎がこれを弾く。
C大阪またしてもミスからボール奪われ、札幌の三上に正面からGKと1対1のシュート許すも、三度GK鶴崎がファインセーブ。

C大阪、西村洋out/西村拓in。双子で交代。
札幌、今度は右サイドから崩して決定機。GK外すもDFカバー。ゴール目前でクリア。そして気が付けば、C大阪は風間out/寺田inしていたらしい。
C大阪、MF秋山out/FW長谷川in/札幌、三上out/葛西in。札幌はパワープレーか?
ロスタイム3分、最後の気力で攻勢をかけるC大阪だがミス多くシュートに至らず。逆に札幌GKのパントを最前線で荒野が上手く処理し、後に落としたボールを後方から飛び込んだ選手がダイレクトで会心のシュート。これが激しくクロスバーを叩いたところで試合終了。1-1でドロー。

SBSカップ2010総括

ワールドカップ南アフリカ大会で見たかった、このユニフォームの対戦。
パラグアイに勝てば実現していた
【日本vsスペイン】の一戦が、19歳以下世代代表ながらSBSカップ国際ユース大会2010で実現。
これは見に行かねばと、静岡は草薙陸上競技場まで出動。
1977年から30回以上の歴史を誇るSBSカップ。キングカズ、ゴン中山、長谷川健太(清水エスパルス元監督)、武田修宏、沢登正朗、名波浩、藤田俊哉、小野伸二、高原直泰、矢野貴章など出場経験選手は日本を代表するプレーヤーばかり。このblogに観戦記が残されている2005年も、槙野智章、内田篤人、森本貴幸ら既に日本代表に定着しつつある選手の他、柏木陽介、ハーフナー・マイクら、ザックジャパンで選出が期待される選手たちも出場していた。

大会第一日の第一試合が個人的に注目していた【日本vsスペイン】。
細かくは観戦記に書いたとおりなので割愛。
スペインは、立ち姿やプレースタイルからシャビを意識している感が滲み出ている14番のフランシスコ・ラモン・アラコン・スアレス(バレンシア)、12番のアルベルト・ダルマウ・マルティネスの単騎でサイド突破を繰り返す迫力、低い位置からゲームを組み立てようとしていた9番のアレハンドロ・フェルナンデス・イグレシアス(レアルマドリッド)、線は細いが面白いプレーを選択するアイディアある11番のセルヒ・ロベルト・カルニセル(バルセロナ)などが印象に残った。
守備陣では何度も裏を取られていたセンターバックのパートナーのフォロー役からビルドアップの起点までこなしていたマルク・ムニエサ・マルティネス(バルセロナ)に、スペインらしいディフェンダーの香りを感じた。フィジカル、状況判断力、テクニックが高バランスで取れている。バルセロナの選手のようだし、ピケ系の選手になることを期待。
観戦する我々はこうやって呑気に選手の個々のプレーを楽しんでいればよいが、長距離移動明けの急造チームとはいえ、ワールドチャンピオンのユースを率いるスペインユース監督は、2点ビハインドの状態にご立腹。何度もベンチから出てきてはピッチ上の選手に檄を飛ばす。

続く【静岡ユースvsガーナ】も詳細は観戦記を。
改めて言うまでもないことだが、やはりガーナの魅力はフィジカルの一言に尽きる。生で見るとその凄味が更に伝わってくる。
両チーム通じて唯一の得点をあげたアジズ・ユシフ・アブドゥルの裏に抜けるスピードや、ボールに反応する反射神経は真似のできるものではない。まだまだ戦術的には未熟だが、個の能力でカバーするポテンシャルがあるのは指導者にとっては魅力だろう。

【美ら島高校総体】サッカー決勝『市立船橋vs滝川二』

美ら島高校総体サッカー決勝は、一回戦で優勝候補の青森山田を下した市立船橋と、滝川二高の対戦。
1-1で延長に突入。酷暑に加え途中嵐のような暴風雨にまで襲われる最悪のコンディション下で、最後までタフさを見せたのは市立船橋。延長前半で3点を奪い4-1で優勝を果たした。

■サッカー競技決勝@与那城総合公園陸上競技場
市立船橋(千葉) 4-1 滝川二(兵庫)
<得点者>
【市立船橋】60分:和泉(菅野、石原)、76分:藤橋、78分:石原(藤橋)、80分:今瀬(PK)
【滝川二高】49分:浜口(谷口)

先制したのは滝川二高。シュート数も滝川二高が前後半とも上回ったものの、同点に追いつかれると形勢は逆転。市立船橋が主導権を握り延長突入。その勢いのまま延長前半に藤橋がこぼれ球を押し込んで勝ち越すと、一気にたたみかけて僅か5分足らずで3本のシュート(うち1本はPK)で3点を奪い試合を決定付けた。延長後半、滝川二高も最後まであきらめずに延長後半で3本のシュートを放つも、シュート0本と完全に試合を終わらせに入った市立船橋から得点を奪うことはできず、4-1のまま試合終了。
昨年の総体を見たときに2年生に面白い選手が多く来年は全国上位も期待できると思った滝川二高だったが、今期ここまではあまり目立った戦績をあげてはいなかったが、ここに来て盛夏の総体で決勝進出。これからの高円宮杯、高校サッカーが楽しみ。

おまけ。
大会中の伊計島ビックタイムリゾート。参加各高校が宿泊や食事で利用。

【美ら島高校総体】サッカー競技一回戦:市立船橋vs青森山田

『青天届く、君の風みなぎる闘志が夏に輝く』というスローガンのもと盛夏の沖縄で開催されている美ら島高校総体にて、いよいよサッカー競技が幕開け。
一回戦最注目の屈指の好カードは、市立船橋(千葉)vs青森山田(青森)。
全国で常に上位を争う言わずと知れた強豪高同志。決勝戦のカードでもおかしくない大一番が一回戦で実現。
会場の具志川多種目競技場(Aコート)は観戦設備もないグラウンドだが、注目の一戦だけに他会場の10倍近い1500人の観客を集めた。

市立船橋は千葉県第2代表(第1代表は流経柏)。今期はプリンスリーグ関東でも流経柏の後塵を拝しているが、その実力が全国レベルであることに疑いの余地はない。事実、2007年の高校総体@佐賀でも、第2代表ながら全国制覇、翌2008年にも第2代表として出場し、同じ千葉県の第1代表・流経柏と優勝を分け合い(雷雨のため両校同時優勝)、二連覇を達成した実績を有する。
対する青森山田も、昨冬の全国高校サッカー選手権で準優勝と、全国優勝にあと一歩まで迫った昨年のチームと比べても遜色のないタレントを揃え、プリンスリーグ東北も無敗で高円宮杯出場を勝ち取った好チーム。
世代代表でも日本代表の中心として活躍し、鹿島アントラーズと契約済で世代を代表するMF柴崎、清水エスパルス内定のGK櫛引だけではなく、抜群の突破力を誇る攻撃的MF三田、安定感が光る右SB横濱、2年生ながらスタメンに名を連ねるMF差波らが並ぶ豪華布陣。

そんな試合は晴天を大幅に通り過ぎた殺人的な日差しの中でキックオフ。炎天下の試合は、当然ながら技術だけではなく体力、戦術を含めた暑さとの戦いが大きなポイントになる。
開始早々、青森山田は市立船橋陣内でフリーキックを得る。
キッカーは柴崎。(写真右)
ゴール前へ送られたボールを奪った市立船橋は、自陣深くから一気に青森山田陣内に駆け上がりながら、今瀬>石原>今瀬と大きなワンツーを繋げる。
相手守備陣に対応を許さないあ電光石火のカウンターで、最後は自陣で相手ボールを奪った今瀬が長い距離を走ってゴール前でボールを受け、先制弾。
その僅か2分後にも、中盤で相手ボールを奪った石原がシンプルにゴール前にボールを送ると、2トップの和泉が落としたところを水谷が決めて追加点。
青森山田が試合に入りきる前に先制し、浮き足立った隙を見て加点。
その後もコーナーキックなどからチャンスを作る市立船橋に、青森山田はなかなか反撃体制を整えることが出来ない。市立船橋としては戦前のゲームプラン以上に理想的な展開。


結局、前半は2-0のまま終了。前半開始5分少々の間に市立船橋が2点をリードするという、大方の予想を裏切る展開。
青森山田は、柴崎、櫛引のJリーグ内定選手が精彩欠き、柴崎は前半にイエローカードまでもらう始末。
望外の展開で2点のリードを得た市立船橋は、タイトな守備で青森山田にリズムを作らせない。決して無理をせず、淡々とプレーを切り、立て直しの機会を与えない。

後半は、タレント集団・青森山田が開始早々から攻勢を見せる。後半3分、柴崎の中央を切り裂くスルーパスに3列目から反応した差波が抜け出して、冷静にゴール左隅に流し込んで2-1と追撃開始。
これで一気に試合はわからなくなる。後半15分には、市立船橋DF百瀬が2枚目のイエローカードで退場。後半になって守勢にまわることが多くなり運動量が落ちてきていた市立船橋は、この炎天下での数的不利で更に厳しい状況に追い込まれる。
しかしながら、最後まで10人で走りきった市立船橋が2年生GK積田の活躍もあり2-1のまま試合終了。この世代屈指のタレント集団にして優勝候補筆頭だった青森山田高校は、初戦で姿を消すことになった。

■サッカー競技一回戦@具志川多種目競技場(Aコート第一試合)
市立船橋(千葉) 2-1 青森山田(青森)
<得点者>
【市立船橋】2分:今瀬(石原)、6分:水谷(石原、和泉)
【青森山田】38分:差波(柴崎)

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