[高校総体準決勝] 桐蔭学園(神奈川) vs 青森山田(青森)
- 2005.08.07 Sunday
- サッカー観戦記(高校/ユース)
- 17:45
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- by kwbtcrew
8月2日から開催されていた、2005千葉きらめき総体のサッカー競技を観戦に。
第一試合は『桐蔭学園高校(神奈川)vs青森山田高校(青森)』。
桐蔭学園は4−4−2の布陣。GK武田(1年)。DFの中央はキャプテンの服部(3年)と怪我のDFに変わってMFからコンバートされた村山(2年)、右SBに前田(2年)、左SBは福島(3年)。中盤はボックス型。中野(3年)と加嶋(3年)をボランチに配し、右MFに日高、左MFに鈴木崇。2トップは小澤司(2年)と小沢栄(3年)。
一方の青森山田はメンバー表上は4−4−2も、実際は4−5−1に近い布陣。
GK大久保(2年)。DFは中央に澤本(3年)と鈴木琢(3年)、右SBに高橋(3年)、左SBは百目木(3年)。MFは櫛引(3年)と馬見塚(3年)がドイスボランチを組み、攻撃的MFとして中央にロベカル・フランク(2年)、右に松本(3年)、左に伊東(3年)。ワントップには各世代の日本代表を経験し、来季FC東京に入団する小澤竜己(3年)。
さて試合。
4分、青森山田ベロカルがドリブルで中央突破。十分DFを引きつけて左サイドで余っていた伊東へパス。フリーでこのボールを受けた伊東が右インフロントキックで放ったシュートは、外側から巻くような軌跡を描き、GKの指先を越え右サイドネットを揺らす。伊東の技ありシュートで0−1と青森山田が先制。
その後も青森山田は攻撃の手を緩めない。11分、左から右への素晴らしいサイドチェンジからのチャンス。サイドからのクロスに小澤が詰めるも、GKがクロスを弾き、こぼれ球はDFがクリア。12分には左CKから、ペナルティエリア内でベロカル−伊東−小澤と細かくパス交換。シュートはDFにブロックされるも、高い技術と連携を見せつける。15分には小澤の直接FKが惜しくも枠の右に外れる。
31分には、逆風に戻されたロングボールに青森山田GKが目測を誤る。これをペナルティエリア内で受けた小澤司がシュートを放つも、GKが飛び出して体に当ててセーブ。こぼれ球もDFが懸命にクリアしこのピンチを凌ぐ。そして迎えた前半ロスタイム。自陣からの福島のロングフィードに、またしても青森山田GKが目測を誤ると、これを拾った小澤司が今度は確実にシュートを決めて1−1の同点。ワンチャンスをものにした桐蔭は素晴らしいが、31分、37分と同じようなロングボールからピンチを招いているのにもかかわらず、3度目も目測ミスはいただけない。
迎えた後半は、一進一退の攻防。37分、カウンターから抜け出した桐蔭FW小澤司がループシュートを放つもゴール枠上。44分、桐蔭2トップにMF鈴木、中野が絡んで青森山田DFを崩し、最後は鈴木からのスルーパスに中野が反応するも、冷静に間合いを詰めたGKがこれをキャッチ。前半ロングボールに不安を見せた青森山田GK大久保だが、1対1には強いようだ。51分にも小澤司が左サイドでDF3人をかわすも、角度のないところからのシュートは威力もなく、GKキャッチ。対する青森山田も59分、ゴール前の混戦、スペースのないところで小澤が確実なパス(落とし)を見せると、ベロカルに変わって後半から出場の板倉がこれに飛び込みシュートを放つも、今度は桐蔭武田がファインセーブでこのピンチを逃れる。
桐蔭もこの後センターバックとサイドバックのDF2枚を削ってFW2人を投入するなど、パワープレーに出ようとするも、数的不利もあってなかなか形が作れない。逆に桐蔭CKのチャンスから青森山田にカウンターを仕掛けられ、GKと1対1になりかけたところを後ろから倒した桐蔭ボランチの加嶋が一発退場となって万事休す。
【ピックアッププレーヤー】
青森山田No.10 小澤竜己(3年)
頭に包帯を巻く負傷をしながら、攻撃の核としてチームを牽引。高校レベルではスピード、テクニックともにトップクラス。また高い戦術眼でドリブル、パス、シュートと自らの正確な技術の使いどころも理解している。この日はフィジカル面(体の使い方のうまさ)の良さも見せ、安定感のあるポストプレーで周囲を上手く使っていた。
青森山田No.9 ベロカル・フランク(2年)、No.8 松本怜、No.11 伊東俊
エース小澤の背後に控える破壊力抜群の2列目の3人。ベロカルは南米系のリズムとテクニックで相手を翻弄。松本はスピードあふれる突破と正確なアシストで、伊東はゴール前でのポジション取りとシュートの正確さと、それぞれの特徴を活かして相手に脅威を与えていた。
青森山田No.6 馬見塚光(3年)
攻撃陣が目立つ青森山田において、中盤の底からバランサーとしてチームを支えた。また、長めのFKを任されるほどの精度の高いキックで、サイドにボールを散らし攻撃の起点にもなっていた。
青森山田No.16 板倉大智(2年)
後半からの出場。多少のミスはあったが積極的に前に行き、勝負を仕掛ける姿勢は評価できる。3年生の先輩達にあちこちから『DFに戻って来い』と名前を呼ばれ、一生懸命ピッチを走り回る姿にも好感。
桐蔭学園No.11 小澤司(2年)
青森山田GKの判断ミスはあったものの、桐蔭学園唯一の得点は小澤司のゴールの嗅覚があってこそ。常にDFラインへの裏を狙う姿勢は最後まで青森山田守備陣を脅かした。劣勢のチームにあって数多くの決定機を作った得点感覚は特筆もの。
![]() | 高校総体の関東圏開催は2002年(茨城)以来なので、気が向いたら見に行こうかと思っていたら、なんと地元沖縄代表の那覇西高校がベスト4進出。 しかも準決勝当日は晴天。これは行かない手はないと、レンタカーで東京湾アクアラインを渡って、ジェフ千葉のホームでもある市原臨海競技場へ。 |
第一試合は『桐蔭学園高校(神奈川)vs青森山田高校(青森)』。
桐蔭学園は4−4−2の布陣。GK武田(1年)。DFの中央はキャプテンの服部(3年)と怪我のDFに変わってMFからコンバートされた村山(2年)、右SBに前田(2年)、左SBは福島(3年)。中盤はボックス型。中野(3年)と加嶋(3年)をボランチに配し、右MFに日高、左MFに鈴木崇。2トップは小澤司(2年)と小沢栄(3年)。
一方の青森山田はメンバー表上は4−4−2も、実際は4−5−1に近い布陣。
GK大久保(2年)。DFは中央に澤本(3年)と鈴木琢(3年)、右SBに高橋(3年)、左SBは百目木(3年)。MFは櫛引(3年)と馬見塚(3年)がドイスボランチを組み、攻撃的MFとして中央にロベカル・フランク(2年)、右に松本(3年)、左に伊東(3年)。ワントップには各世代の日本代表を経験し、来季FC東京に入団する小澤竜己(3年)。
さて試合。
| 序盤から攻勢を仕掛けたのは青森山田。前線にタレントを揃える青森山田だが、やはり攻撃の核は小澤。高い技術、巧みな体の入れ方、広い視野で、状況に応じてクサビとなったり簡単にボールを捌いたりと、確実に攻撃の起点となる。その小澤の背後からベロカル、松本、伊東が絡んでくる攻撃陣は桐蔭にとって大きな脅威。 | ![]() |
その後も青森山田は攻撃の手を緩めない。11分、左から右への素晴らしいサイドチェンジからのチャンス。サイドからのクロスに小澤が詰めるも、GKがクロスを弾き、こぼれ球はDFがクリア。12分には左CKから、ペナルティエリア内でベロカル−伊東−小澤と細かくパス交換。シュートはDFにブロックされるも、高い技術と連携を見せつける。15分には小澤の直接FKが惜しくも枠の右に外れる。
![]() | 19分の給水中断後、桐蔭学園は怪我のDFに変わってセンターバックに入っていた村山を最後尾スイーパー的な位置に下げる。この修正で桐蔭DFも落ち着きを取り戻すが、青森山田が主導権を握る展開は変わらず、桐蔭の攻め手はロングボールを前線に蹴りこんでのカウンターのみ。 |
迎えた後半は、一進一退の攻防。37分、カウンターから抜け出した桐蔭FW小澤司がループシュートを放つもゴール枠上。44分、桐蔭2トップにMF鈴木、中野が絡んで青森山田DFを崩し、最後は鈴木からのスルーパスに中野が反応するも、冷静に間合いを詰めたGKがこれをキャッチ。前半ロングボールに不安を見せた青森山田GK大久保だが、1対1には強いようだ。51分にも小澤司が左サイドでDF3人をかわすも、角度のないところからのシュートは威力もなく、GKキャッチ。対する青森山田も59分、ゴール前の混戦、スペースのないところで小澤が確実なパス(落とし)を見せると、ベロカルに変わって後半から出場の板倉がこれに飛び込みシュートを放つも、今度は桐蔭武田がファインセーブでこのピンチを逃れる。
| しかし60分、桐蔭学園のボランチ中野が2枚目のイエローカードで退場となると、互角の戦いは終わりを告げる。63分には、右サイドで自陣からのロングフィードを収めた小澤が併走する中央の板倉へ、板倉が更にファー(左)に流したところに走りこんでいたのは左SBの百目木。ダイレクトシュートはゴール右下隅に突き刺さり1−2と青森山田が再勝ち越し。 | ![]() |
![]() | 2人のレギュラーボランチが続けざまに退場になり、9人でロスタイムを戦うことになった桐蔭学園に既に同点ゴールを奪う余力はなく、最後は余裕を持って終わらせた青森山田が決勝戦への1枚目の切符を掴んだ。 写真は3位表彰される桐蔭学園の表彰式の様子。 |
【ピックアッププレーヤー】
青森山田No.10 小澤竜己(3年)頭に包帯を巻く負傷をしながら、攻撃の核としてチームを牽引。高校レベルではスピード、テクニックともにトップクラス。また高い戦術眼でドリブル、パス、シュートと自らの正確な技術の使いどころも理解している。この日はフィジカル面(体の使い方のうまさ)の良さも見せ、安定感のあるポストプレーで周囲を上手く使っていた。
青森山田No.9 ベロカル・フランク(2年)、No.8 松本怜、No.11 伊東俊エース小澤の背後に控える破壊力抜群の2列目の3人。ベロカルは南米系のリズムとテクニックで相手を翻弄。松本はスピードあふれる突破と正確なアシストで、伊東はゴール前でのポジション取りとシュートの正確さと、それぞれの特徴を活かして相手に脅威を与えていた。
青森山田No.6 馬見塚光(3年)攻撃陣が目立つ青森山田において、中盤の底からバランサーとしてチームを支えた。また、長めのFKを任されるほどの精度の高いキックで、サイドにボールを散らし攻撃の起点にもなっていた。
青森山田No.16 板倉大智(2年)後半からの出場。多少のミスはあったが積極的に前に行き、勝負を仕掛ける姿勢は評価できる。3年生の先輩達にあちこちから『DFに戻って来い』と名前を呼ばれ、一生懸命ピッチを走り回る姿にも好感。
桐蔭学園No.11 小澤司(2年)青森山田GKの判断ミスはあったものの、桐蔭学園唯一の得点は小澤司のゴールの嗅覚があってこそ。常にDFラインへの裏を狙う姿勢は最後まで青森山田守備陣を脅かした。劣勢のチームにあって数多くの決定機を作った得点感覚は特筆もの。
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