[2005 J1第21節] 東京ヴェルディ1969 vs 鹿島アントラーズ
- 2005.08.27 Saturday
- サッカー観戦記(J1/ナビスコ)
- 16:50
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- by kwbtcrew
この日は『東京ヴェルディ1969vs鹿島アントラーズ』の試合を観戦。
中断明け前には首位を独走していた鹿島も、気がつけば2位のG大阪に勝ち点2差まで詰め寄られており、下位のヴェルディからの取りこぼしは許されない。一方のヴェルディもHOT6の不調(2分4敗26失点!)もあって降格争いの渦中におり、J1残留のためには勝ち星を重ねていくしかない状況。
東京Vは、出場停止選手もなくバドン新監督体制になって重用されている選手が並ぶほぼベストのスタメン。同じ3バックを採用しながらも選手起用は多少異なる。3−6−1とも3−4−3とも取れるフォーメーションの前はジウ、平本、ワシントンの3人。ワシントンをワントップ気味にその背後からスピードのある平本とテクニックの高いジウという組み合わせは、上手く噛み合えば相当の破壊力が期待できる。
(写真は試合前、鹿島の応援歌に合わせてタオルマフラーを回す鹿島サポーター。もちろんウチの相方もこの集団の中にいる。)
さて試合。序盤から積極的に仕掛けてきたのは東京V。良い時の特徴である小気味良いショートパスを中盤でつなぎ攻撃の形を作る。特に山田、平野を使った両サイドからの攻撃を意識。3トップも前線でポジションを入れ替えてパスを引き出し、守備力の高い戸田とボランチを組む小林大もトップ下の位置までどんどん飛び出し、攻撃に絡んでくる。対する鹿島はといえば東京Vの攻勢に対して完全に受けにまわってしまい、全く自チームの良い部分を出す事が出来ない。
13分、右サイドをオーバーラップした名良橋が、ドリブルで内側に切れ込むもパスコースもシュートコースもなく、DFに囲まれてボールを奪われるとそこから東京Vのカウンター。ジウと平本で左サイドを一気に突破。最後は平本がゴールラインまでドリブルで進むと、ペナルティエリア内で鋭い切り返しでDFをかわし中央に丁寧な折り返し。しかし、そこに走りこんだジウのシュートは枠上に外れる。
鹿島がようやく攻撃に転じたのは20分前後から。左サイドに流れた本山のクロスにニアサイドに野沢が入るも、DFがしっかり寄せてシュートを打たせず。
ようやく鹿島がペースを掴み始めた37分、中盤で小笠原のパスをカットした平本がそのままスピードに乗ったドリブル。小笠原が後ろから追いすがるも追いつけず、岩政が堪らずこの突破をファールで止めてイエローカード。既に17分にもイエローカードを受けていた岩政はこのプレーで退場。折角の追い上げムードに水を差した。
38分、米山の長い距離の直接FKがゴール右下隅を襲うもこれはGK曽ヶ端が右手一本でCKに逃れる。42分には本山が左サイドで接触プレーで痛むも、東京Vそれに気付かずに鹿島ペナルティエリア直前まで攻め込む。そこで東京Vのパスをカットした小笠原、倒れている本山に気が付いていないはずがないのだが、プレーを切らずにカウンターを狙った縦パスを前方に送る。なんとも非情な男だ。
何とか前半を0−0で凌いだ鹿島は後半も青木をセンターバックに下げただけで選手交代はなし。小笠原、本山、フェルナンドで中盤を支えるも、3−6−1のフォーメーションを採用する東京Vとの中盤の人数差は倍。当然のことながら東京Vが試合の主導権を握る。どうしても鹿島のDFが薄くなるサイドからの攻撃を繰り返す東京V。
数的有利を活かし攻撃の手を緩めない東京V。続く57分、左サイドを突破したジウがDFを一人かわしてペナルティエリア内のワシントンへ。ワンタッチでコントロールしてのグラウンダーのシュート。DFの足をかすめて角度を変えたボールに曽ヶ端も反応できず、0−2と東京Vがリードをひろげる。
2点差とされた鹿島はすかさず野沢に代えて鈴木隆、本山に代えてリカルジーニョを投入するも、東京Vは、ジウに代えて小林慶を投入しDFを引き締める。と63分、戸田が小笠原へのバックチャージで2枚目のイエローカードを出され退場。数的不利の解消された鹿島は名良橋に代えて深井を投入、攻撃の立て直しをはかる。対する東京Vは平本に代えて玉乃を投入。中盤の人数を5人に戻し、ワシントンのワントップとする。鹿島の狙い通り、深井は豊富な運動量とスピードで東京V陣内をかき回すも、2点のリードをバックにセフティに守るDFをなかなか崩すことは出来ない。
このゲームでも早い時間に岩政を退場で失い終盤は陣形もバラバラで、効果的な攻撃が出来ない。逆に数的優位の東京Vがキッチリとスペースを埋め、ボールを奪っては鋭いカウンターという効率の良い攻めを見せる。73分、小林大がリカルジーニョに尻餅をつかせるドリブルで左サイドに流れると、カバーに入ったDFを引き出して絶妙のタイミングで中央のワシントンへ。ワシントンもペナルティエリア内でDFとGKまでをもかわすが、シュートコースはなく切り返したところを曽ヶ端が鋭いタックルで難を逃れる。残り時間が少なくなり、鹿島は羽田とフェルナンドを最後尾に残し、2バックのような状態でリスクを負った攻撃を見せるが、決定機には至らない。
中断明け前には首位を独走していた鹿島も、気がつけば2位のG大阪に勝ち点2差まで詰め寄られており、下位のヴェルディからの取りこぼしは許されない。一方のヴェルディもHOT6の不調(2分4敗26失点!)もあって降格争いの渦中におり、J1残留のためには勝ち星を重ねていくしかない状況。
東京Vは、出場停止選手もなくバドン新監督体制になって重用されている選手が並ぶほぼベストのスタメン。同じ3バックを採用しながらも選手起用は多少異なる。3−6−1とも3−4−3とも取れるフォーメーションの前はジウ、平本、ワシントンの3人。ワシントンをワントップ気味にその背後からスピードのある平本とテクニックの高いジウという組み合わせは、上手く噛み合えば相当の破壊力が期待できる。
![]() | 一方の鹿島は、出場停止の大岩にかわり(出場停止明けの)岩政が羽田とセンターバックを形成。右SBには長期離脱から復帰した名良橋。移籍騒動が決着し前節の新潟戦から小笠原が戦列に復帰した中盤はベストメンバーを揃える。鈴木隆がスタメン落ちした2トップはアレックス・ミネイロと野沢。 |
さて試合。序盤から積極的に仕掛けてきたのは東京V。良い時の特徴である小気味良いショートパスを中盤でつなぎ攻撃の形を作る。特に山田、平野を使った両サイドからの攻撃を意識。3トップも前線でポジションを入れ替えてパスを引き出し、守備力の高い戸田とボランチを組む小林大もトップ下の位置までどんどん飛び出し、攻撃に絡んでくる。対する鹿島はといえば東京Vの攻勢に対して完全に受けにまわってしまい、全く自チームの良い部分を出す事が出来ない。
13分、右サイドをオーバーラップした名良橋が、ドリブルで内側に切れ込むもパスコースもシュートコースもなく、DFに囲まれてボールを奪われるとそこから東京Vのカウンター。ジウと平本で左サイドを一気に突破。最後は平本がゴールラインまでドリブルで進むと、ペナルティエリア内で鋭い切り返しでDFをかわし中央に丁寧な折り返し。しかし、そこに走りこんだジウのシュートは枠上に外れる。
鹿島がようやく攻撃に転じたのは20分前後から。左サイドに流れた本山のクロスにニアサイドに野沢が入るも、DFがしっかり寄せてシュートを打たせず。
| 20分、フェルナンドの右CKに岩政ヘッドは枠外。24分、新井場が単独で左サイドを崩し、DF2人をかわして小笠原にマイナスのパスもシュートは枠外。27分には東京Vの自陣での苦しいパス回しをカットしたフェルナンドがそのままミドルシュート、33分にもフェルナンドは直接FKを狙うもいずれもDF、GK高木に阻まれる。 | ![]() |
38分、米山の長い距離の直接FKがゴール右下隅を襲うもこれはGK曽ヶ端が右手一本でCKに逃れる。42分には本山が左サイドで接触プレーで痛むも、東京Vそれに気付かずに鹿島ペナルティエリア直前まで攻め込む。そこで東京Vのパスをカットした小笠原、倒れている本山に気が付いていないはずがないのだが、プレーを切らずにカウンターを狙った縦パスを前方に送る。なんとも非情な男だ。
何とか前半を0−0で凌いだ鹿島は後半も青木をセンターバックに下げただけで選手交代はなし。小笠原、本山、フェルナンドで中盤を支えるも、3−6−1のフォーメーションを採用する東京Vとの中盤の人数差は倍。当然のことながら東京Vが試合の主導権を握る。どうしても鹿島のDFが薄くなるサイドからの攻撃を繰り返す東京V。
![]() | 50分、左サイドからのクロスをファーサイド平本が折り返したところにジウ。完全に鹿島DFを振り切るも下にたたきつけたシュートは力なくGKキャッチ。 そして続く51分、左サイドに抜け出した平本がゴールに向かうアーリークロス。DFと競りながらもワシントンがをヘディングで角度を変えてゴール右サイドネットに流し込み、1−0と東京Vが先制。 |
2点差とされた鹿島はすかさず野沢に代えて鈴木隆、本山に代えてリカルジーニョを投入するも、東京Vは、ジウに代えて小林慶を投入しDFを引き締める。と63分、戸田が小笠原へのバックチャージで2枚目のイエローカードを出され退場。数的不利の解消された鹿島は名良橋に代えて深井を投入、攻撃の立て直しをはかる。対する東京Vは平本に代えて玉乃を投入。中盤の人数を5人に戻し、ワシントンのワントップとする。鹿島の狙い通り、深井は豊富な運動量とスピードで東京V陣内をかき回すも、2点のリードをバックにセフティに守るDFをなかなか崩すことは出来ない。
| 67分にはリカルジーニョのミドルシュート(高木がCKに逃れる)を皮切りに鹿島が猛攻を見せるが、CKからの鈴木隆ヘッドはペナルティエリア内の味方(青木)にあたり、こぼれ球を狙った深井のシュートは角度がなくGK高木が辛うじてセーブ。鹿島はこの1週間で3連戦を戦う中、2試合で退場者を出しており時間と共に体力的な厳しさがプレーにあらわれる。 | ![]() |
![]() | 単純にDFを固めるのではなく厚くした中盤で鹿島ボールを絡め取る。ロスタイムに玉乃が退場となるな想定外の事態もあったが、最後まで攻めの姿勢の選手起用を見せた東京Vバドン監督の狙いが的中。 2点のリードを危なげなく守り、2−0と首位鹿島から勝ち点3を奪った。 |
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