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[高円宮杯(U-18)一次ラウンドGroup-E] 滝川二高 vs 市立船橋

13:15キックオフ
習志野市秋津サッカー場         ´
【入場者数】520人
【天候】曇 23℃ 64%
【主審】大塚晴弘
【副審】伊藤詳ニ/柿沼輝信
◇滝川二 6−1 市立船橋◇
 (前半3−0)
滝川二vs市立船橋1
【得点者(アシスト)】滝川二:4´松本、35´森島、42´森島、57´松本、60´森島、82´柴垣/市立船橋:54´田原春
【警告】滝川二:大久保、蛭田
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高円宮杯一次ラウンド(グループE)、この日2試合目は『滝川第二高校 vs 市立船橋高校』。初戦、ヴェルディに競り勝った滝川二は連勝で決勝トーナメント進出を決めたいところ。一方、広島観音との接戦の末、初戦を落とした市立船橋は後がない一戦。

両チームとも布陣は4−4−2のボックス。滝川二高はGK清水圭介(2年)、DFは中央に蛭田達也(3年)と大久保悟(3年)、右SBに藤井大介(3年)、左SBに塩田怜史(3年)。ボランチを組むのは内田昴輔(3年)と大塚尚毅(1年)。右MFに金崎夢生(2年)、左MFに柴垣勇輝(3年)。2トップは森島康仁(3年)と松本純矢(3年)。
対する市立船橋、GK村山智彦(3年)、DFは中央に押野多加志(3年)、鴇田将己(3年)、右SBに金子良太(3年)、左SBに鹿野崇史(2年)。ボランチには佐藤大基(2年)と土居内将平(3年)、右MF森野徹(3年)、左MFは岩井辰也(2年)。2トップは黛洋樹(3年)と白山智一(3年)。

試合は開始早々から動きを見せる。
4分、滝川二の鋭いカウンターが見事に決まる。GK清水からの低く速いフィードが正確に森島の足元へ。この時、前がかっていた市船は自陣にDFを一枚残すだけ。森島がその一人を十分にひきつけて逆サイドの松本へ丁寧なパス。松本はGKを切り返しでかわして、冷静にゴールに流し込み1−0と滝川二がファーストシュートで先制。
滝川二vs市立船橋2その後、互いにシュートチャンスを得る事が出来ず迎えた35分、滝川二の内田が中盤で相手パスをカット。レフリーに当たったボールが目の前に戻ってくるラッキーもあり、市船の足が一瞬止まった隙を突いて右サイドに流れた大塚にスルーパス。大塚がフリーで上げたクロスを、中央で森島がヘディングで合わせて2−0と滝川二が追加点を奪う。
続く42分にも滝川二が加点。内田が左サイドの松本とのワンツーから、中央の森島へ。森島はこのボールのトラップを右方向に流し、DFを半身外すとそのままゴール右下隅に狙いすましたシュートを決めて3−0と滝川二が更にリードを広げる。
市船もロスタイム、森野の突破かたの絶妙なスルーパスで、白山がGKと1対1になるチャンスを迎えるも、シュートはGK真正面を突く。
前半は4本のシュートのうち3本を得点に結びつけた滝川二が3点の大量リードで折り返す。対する市船もGKとの1対1を含む3本のシュートチャンスを得てはいるのだが、得点には至らず。
伝統的に堅守を誇る市船DF陣がここまで粉砕されるのは全くの予想外。それだけ滝川二の決定力の高さが際立つ前半だった。
滝川二vs市立船橋2

後半、開始直後から市船の反撃。50分、森野が左サイドをドリブルで突破。内に切れ込んでDFを引きつけてから右サイドの白山へ。このボールをフリーで受けた白山のシュートは、滝川二GK清水が左手一本でファインセーブ。ゴール左下隅へ向かうコース、スピード共に申し分ないシュートだったが、この場面はGKが更に1枚上手。
続く54分には、滝川二DFが自軍ペナルティエリア内でボールの処理にもたつき、ルーズになったボールを後半から出場の田原春樹がゴールに蹴りこんで3−1と、ようやく追撃を開始する。
滝川二vs市立船橋4しかし市船はその後が良くない。1点を返したわずか3分後の57分、中央の大塚からの左サイドへの柔らかい浮き球パスを受けた松本がそのまま縦に抜け出すと、角度のないところから左足でゴールを陥れ、4−1。
市船の追撃ムードに待ったをかける貴重なダメ押し弾をあっさりと決められてしまう。
そのまた3分後の60分には森島のゴールで5−1となり、完全に勝敗が決する。森島自身にとっても、この試合ハットトリックとなるゴールは超ロングループシュート。センターラインやや市船陣内での混戦からのこぼれ球を、森島がダイレクトでロングシュート。この山なりのループシュートが、前に出ていた市船GKの頭上を見事に超えてゴールネットを揺らす。センターサークル付近からダイレクトでループシュートを放つ技術も素晴らしいが、そういう場面でもGKの動きを良く見ているのは常にゴールを狙う姿勢があるから。ストライカー森島の真骨頂ともいえるプレーである。
経験したことのないでろう屈辱的な大差を付けられた市船も、何とかもう一矢報いようと攻撃を仕掛ける。76分、左サイドを突破した押野の強烈なミドルシュートは滝川二GKフィスティング。市船攻撃陣はこぼれ球に詰めるも、その一歩先に塩田がカバーに入りクリア。大差をつけても集中力の高い滝川二DFに市船は付け入る隙を与えてもらえない。滝川二vs市立船橋5
逆に、86分には門の状態になった市船DFの間を抜く稲本のスルーパスを受けた松本が、ぽっかり空いた左サイドへ。ここに完全なフリーの状態で入り込んだ柴垣が難なくゴール右隅に6点目のゴールを沈める。
ロスタイムにも2本のシュートを放ち、意地を見せようとする市船だったが及ばず、6−1のまま試合終了。滝川二が大勝で決勝トーナメント進出を決めた。

【ピックアッププレーヤー】
拍手 滝川第二高校 No.9 森島康仁(3年)
ハットトリックを記録し勝利に貢献。前半は2本のシュートで2点、後半は4本で1点と、その決定力は特筆モノ。屈強なフィジカルと柔らかい足元でポスト役もこなすが、自分でシュートを打つことをファーストチョイスとしている純正ストライカー。
グッド 滝川第二高校 No.15 大塚尚毅(1年)
ボランチを組む内田の攻撃参加を促す仕事っぷり。派手なプレーはないが、味方のいて欲しいところにポジションを取り、繋ぎ役として十分に機能。スコアブックにも載らないくらい前のプレーだが、得点シーンも彼が最初の基点になっているシーンが少なくない。期待の1年生ボランチ。
グッド 滝川第二高校 No.12 清水圭介(2年)
この試合が楽勝のように見えるのは清水の活躍が大きい。序盤の劣勢時をファインセーブで乗り切り、市船が追撃ムードになったときもビッグセーブでチームを盛り上げた。実はこの試合、両チームのシュート数は13vs12とわずか1本差。まちがいなく大勝の立役者の一人である。

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